FREEMASONRY / フリーメイスン


★ENGLISH
フリーメイスンリーとは何ですか?

比喩で覆われ、象徴で表される、一つの独特な道徳体系と言えます。
ほとんどのメイスンは、この簡明な定義に同意することでしょう。 しかしメイスン以外の人々にとって、この答えはより多くの疑問を生じさせます。より具体的に定義すると、以下のようになるでしょう。
フリーメイスンリーとは、会員の自己成長を求め、またそのことを通して社会の向上を求める友愛組織です。この自己成長をもたらすために、私たちは中世の石工による物語や象徴を借りて、それを真理、道徳性、兄弟愛、そして慈善についての基礎的な教訓を教えるために用いています。

集会において、メイスン達は古代の石工たちの集まりを倣っています。たとえば、石を切ることや磨くことを人格形成の説明に用い、キングソロモン神殿建設を以って性格形成を象徴し、直角定規やコンパスなどの道具を以って正直さ、思慮、節度などを表します。.

メイスンリーとフリーメイスンリーの違いは何ですか?

違いはまったくありません。
二つの言葉は互いに入れ替えて使うことができます。ただし、石工の組合に属する職人と区別し、あいまいさを避けるために、英語でメイスンリーと書くときは、通常、Masonryと大文字のMで始めます。フリーメイスンリーの方がより正確な言葉かもしれませんが、メイスンリーの方が更に短く、使いやすい言葉ではあります。他にフリーメイスンリーを指す言葉としては、「クラフト(Craft)」や「友愛(Fraternity)」が用いられます。

グランドロッジとは何ですか?

管轄する地域におけるメソニックロッジ(メイスンの組織)の活動を監督、統制、調整する組織です。
この管轄する地域は、地理的に決められるのが通常です。
ただし、歴史的・思想的背景の違いにより、いくつかの地域では2つ、3つ、あるいはそれ以上のグランドロッジが存在します。グランドロッジ同士の関係は、主権国家同士のそれに似ています。あるロッジ同士はお互いに認め合い、友好関係を保っていますが、そうでないロッジもあります。

フリーメイスンリーはどのような起源で生まれたのですか?

メイスンの学者は約300年間、この質問に答えようとしてきました。国家としてのプライドや文献の不足により多くの説が生み出されていますが、有名な説ほど批判に耐えられないような状況です。多くのメイスンが信じるところによれば、1717年、イングランドのグランドロッジが設立されたことにより、フリーメイスンリーは始まりました。

この年、ロンドン地区にある多くのロッジの中から4つが酒場で集まり、毎年の行事のことで協力できないか話し合いました。この取り組みから数年間は特に目立ったことは起こりませんでしたが、1723年に監督する組織を創設し、これまで独立していたロッジに、その監督組織の権威を認めるよう説得するという、共同の取り組みが開始されました。多くのロッジは独立を保つことを望み、フリーメーソンリーは不安定なスタートを切りました。アイルランドとスコットランドのロッジもその権威を新たな組織に譲り渡すことに消極的でした。そして、1725年にアイルランド グランドロッジが、1736年にはスコットランド グランドロッジが創設されました。米国でもっとも古いグランドロッジはマサチューセッツ州のもので、その起源は1733年にまで遡ります。

信頼できる文献が唯一残っている地域は、スコットランドです。この文献は16世紀後半にまで遡るもので、実務的石工のロッジから、「思索的」と呼ばれる、石工ではない会員が著しく目立つようになった変遷を明らかにしています。石工でない人々が、なぜ石工のギルドに過ぎないものに興味を抱いたかについて言えば、その答えはスコットランドの文化史とスコットランド・ルネッサンスの開花の中にあるのですが、この短い「よくある質問」で扱うには広すぎ、また深すぎる話題です。

フリーメイスンリーは宗教ですか?

至高の存在を信じていること、という要件を除いて(ごく少数のグランドロッジではこの要件が廃止されました)、フリーメイスンリーは会員の信仰する宗教を尊重し、それに影響を与えようとはしていません。と言っても、メイスンリーは、用いる比喩の多くをユダヤおよびキリスト教の聖書から引用しています。これは、メイスンリーが17世紀以前のヨーロッパにおける文化的環境において誕生したことからして自然な結果です。こうした背景にもかかわらず、すべての世界中の宗教の信者が3世紀にも渡りフリーメイスンに参加しており、かつ彼らの個人的な信仰と衝突はしていません。

フリーメイスンリーは秘密結社ですか?

この質問については、決まった答えがあります。フリーメイスンリーは秘密結社ではなく、秘密のある結社だというものです。この秘密は、熟練した職人としての資格を示すため、古代の石工が用いた認識方法に関するものです。この認識方法はすべて、初期のメイスンに関する暴露記事で公にされてしまい、それから300年の時を経た今では、もはや秘密とは言い難いものです。

フリーメイスンリーの中核には秘密の陰謀があるのですか?

この誤解は、おそらくエンシェント アンド アクセプテッド スコティッシュ ライトの33階級制度から生じたものです。これらの階級はスコットランドではなくフランスで作られたもので、石工というよりは騎士の象徴に基づいています。この制度において、最高の位は限られた人数の傑出した会員に名誉として与えられました。別の陰謀論は、悪名高い「シオン賢者の議定書」などの、作り話であることが証明されているものに基づくものや、イタリアのプロパガンダ デュー(ロッジNo.P2)などの、ならず者のロッジによる犯罪活動に基づくものです。数百万人のフリーメイスンが組織内に秘密結社の痕跡を見いだしていないことはこの問題を考える上で役立つはずです。

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