Grand Master's Message / グランドマスターよりご挨拶


★ENGLISH

Most Worshipful Sirs, Right Worshipful Sirs, Worshipful Sirs, Brethrenの皆様;
親愛なるブラザーの皆様;

多くのブラザーにご支援を賜り、この春、日本グランドロッジ第61代グランドマスターに就任いたしました。
現在の我々の日本グランドロッジには、解決すべき多くの問題を抱えております。その中で特に重要なのは、我々社会のなかのFraternityを回復させることであると考えております。
過去の歴史を振り返るとメイソンの社会は常に保守的でした。私たちのメイソン社会は、時代の空気に翻弄されることなく、シンプルで根本的な真理にこだわり、時代の試練に耐えたゆるぎなき理想を追求してきました。しかし、この頑固とも言える保守主義のおかげで、私たちのメイソン社会は300年以上の長きにわたって生きぬいて古代の伝統を維持することができました。またそれがまた我々のプライドの根幹をなすものかもしれません。
メイソン会員数を増加さえようとする焦りから、マスコミニュケーションへの曝露を試みようとしても、結局は意図しない無益な時に有害な結果におわることでしょう。我々の団体が好奇な目にさらされるだけで、我々の伝統やプライドそのものが損なわれる危険性もあります。このようなことを防止する目的で、今後はグランドマスター自身と日本グランドロッジが認めるときだけに限りメディアへの対応を許可することを検討しております。我々の社会は決して華やかなものではなく、道徳的な徳性の向上をめざした団体です。同じ志を有する仲間と地道な自己修練を行うことで、我々自身、ひとりひとりが素晴らしい人間の広告塔になるような団体になることが、我々の社会の外におられる人々への最高のアピールになると私は確信しております。数を重視するよりQualityの高いメイソンを一人でも多く世に送り出すことが、我々の目指す社会貢献であるはずです。
このために、若いブラザーに対してはこれまで以上に、熱心で効率的な教育の制度と機会を与えることが重要であると考えます。
さらに、多くのロッジ間のCollaborationとCommunicationを円滑に進めるシステムの確立が必要と考えており、この目的のためにロッジマスター会議の創設を提案したいと思います。
冒頭に述べましたように、負の遺産からの出発ですが、一人でも多くのブラザーに賛同していただき、ぜひ実りある成果を生みだしていきたいと考えております。
 
またこれらの問題に対して、有効な対策をとるために、時に思い切った処置も必要になるかもしれません。全てのブラザーにとって、住みやすい世界をつくるために、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。会員数の増加にマスコミュニケーションメディアへの過大な暴露が有効か?あるいは会員の道徳的品質の改善に向けた着実な努力による効果がよいのか?を検討する必要があります。もし私が選ぶとすれば、この場合、後者を選びます。私はメンバーの質のほうが数より重要だと信じています。私たちに、常により良い人間が求めております。

Freemasonryが教える7つの美徳のなかに、正義というものがあります。そしてそのために、数多くの裁判が行われ刑罰が執行されてまいりました。我々のメイソン社会におけるこれらの刑罰は、本来、我々の間にあるFraternity守るためだけに必要であると考えられています。
当然ながら、これらの刑罰が敵対者を排除するために利用されたりすることは決してあってはいけませんし、また枝葉末節まで全て厳罰に処するという近年の風潮は、好ましいことではありません。それらは我々を恐怖に陥れ、敵意と憎しみの連鎖とその増幅を引き起こします。我々メイソンの世界では、一般社会で行われるような法律に則った単純な正義とは幾分異なった価値観を持っていることを思い起こす必要があります。
大変皮肉なことに、全てを徹底的に正すという正義の追求姿勢がFreemasonryの世界での最も重要な美徳である兄弟愛の世界を崩壊させ、今われわれ団体のFraternityの危機を引き起こしております。どのような手段が、我々のFraternityを回復させることができるか,もう一度皆さんと一緒に考えてみようではありませんか。
もともと我々は、仲の良い兄弟であったはずです。また前述のように、メイソン社会における処罰は、我々の間にあるFraternity守るためだけに必要なのです。さらに、そのような罰則が執行された後でさえ、犯罪を起こしている兄弟が真に悔い改める態度と悔悛の意思を明らかにすれば、しばしば慈悲心に溢れた免除もありえるのではないでしょうか。
おそらく、赦し合う姿勢がなくては、決して敵意や憎しみを我々の世界からは駆逐し、真の平安をもたらすことはできないでしょう。兄弟愛と寛容さだけが、今の我々の世界に秩序と美を再び取りもどす力になることを私は確信しております。
我々の世界の根幹であるFraternityを回復させることこそが、私の取り組むべき最重要課題として認識し、努力していきたいと思います。またこれらの問題に対して、有効な対策をとるために、時に思い切った処置も必要になるかもしれません。全てのブラザーにとって、住みやすい世界をつくるために、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。

Atsushi Takahashi, Grand master 2018



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